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芝居
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いよいよ来週金曜日から、ハラプロジェクトの歌舞伎「お熊空唄」がはじまります。
河竹黙阿弥の「小猿七之助」が原作の歌舞伎です。今回も途中劇場を抜け出して街のなかでの芝居もあります。
私は、助平という役で愛らしいスケベでオバカを演じれるよう稽古しています。ぜひお時間があれば見に来て下さい。ご予約承ります。助平はダブルキャストになっておりますのでご注意ください。
大須HAIKAI劇場「お熊空唄」
(原作:河竹黙阿弥「小猿七之助」より)
2013.6.28(金)~7.7(日)〈全12公演〉
昼公演(14時開演)29,30,6,7日
夜公演(19時開演)28,29,30,1,3,4,5,6日
※上演時間は130分予定です。
赤色の回は私が助平の回です。
会場:七ツ寺共同スタジオ
チケット(全自由席)
◆一般:3,000円(当日3,500円)◆学生:2,500円(当日3,000円)
悪党共のお祭りだ!
人はワルガシコイ、コザカシイ、そしてカワイラシイ
悲しい別れを知るものは 空に浮かぶ月ばかり
男は女を女は男を ダイテダカレテその挙げ句
いつしか離れて西へ東へ 心むなしくゼニかせぎ
街に待った三年後 やっと会えた嬉しさも
脅すつもりの切っ先の 狂って切れるは二人の縁
細き月に涙雲 川面に流れる「お熊空唄」
原作「小猿七之助」は、幕末安政四年初演大ヒット、明治30年、5代目菊五郎上演大評判。
しかし劇中の「エロイ」場面に、まず新聞が「エロイエロイ」と叫び、警視庁から勧告もあり、二十一日で閉場した。
菊五郎は「無給でいいから演りたい」と叫んだ。
これに目を付け「名古屋の興業師」がすぐ買って大入りを果たす、という筋金入りのもっとも歌舞伎らしいオモシロイ作品。
さて今回の我々の芝居、どうなる事かお楽しみに。
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